デジタル社会への課題〜利便性だけを追い求めず、高齢者にも優しいデジタル社会を構築せよ〜
皆さまこんにちは、
木村義雄です。
今回のメルマガは、
急速に普及しているキャッシュレス決済など、
デジタル化が進み利便性が良くなった反面、
その裏側で起こっている問題点や注意すべき点を、
私なりの見解と意見をお伝えいたします。
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デジタル社会がもたらす利便性と
その裏にある問題点
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毎日がコロナ禍の報道ばかりですが
この影に隠れて多くの問題点を抱えているのが
新テクノロジーの課題です。
ランダムに挙げると
・ホワイトカラーが人工知能に職を奪われている話
・東証のシステムダウンにより株式全銘柄の取引が終日停止
・みずほ銀行のシステムダウンによるキャッシュカードや通帳が返ってこなかった話
・デジタル化法案の誤記載の修正が数十カ所あった話
・給付金10万円を配布するのにマイナンバーカードよりも手作業の方が早かった話
・マイナンバーカードと健康保険証との連携に不具合が生じ本格導入を延期した話
・システムの下請け等を中国企業に委託し情報を漏洩させていた話
などなど、枚挙に暇がありません。
また、 このコロナ禍に乗じて
米国の主要IT企業GAFA(※)
※注
G=Google
A=Amazon
F=Facebook
A=Apple
など、巨大IT企業が情報と富を独占し
国家を勝る勢いになっていることなども
問題ではないでしょうか。
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不完全ながらも進むデジタル化
過ちが起こらぬよう慎重にするべき
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しかし、この流れは我国においても
国策として積極的に進めようとしています。
国家や巨大企業が国民の個人情報を
集積してそれを活用する。
その結果、国や巨大企業による中国と
同じような監視社会になるのではないか
との危惧が最近の話題となっています。
すべてをデジタルにすることや
拙速な行政のデジタル化が
国民にとって本当に便利で必要なことか 、
却って恐怖を与えているのではないか、
よく考えてみるべきです。
現状、日本ではキャッシュレス化が
かなり進行してきていますが、
そもそもこのキャッシュレスは
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