最近は、少子化とともに子育て支援についても議論を呼んでいます。しかし、その根源は、結婚をしない人達が増えてきていることが原因です。なぜ、結婚をしないか。それは、昔のように男女の間を取り持つ仲人さんが、ほとんどいなくなったことが大きな要因だと思っています。昔は、どこの地域にも仲人さんがいて、その方に頼ったものです。
私も、仲人さんによって結ばれたひとりなのですが、その仲人さんから「素晴らしいお嬢さんがいますから」と言われて会ったのが、妻との最初の出会いでした。お見合いをすると、その直後、その仲人さんから「お相手の方が、ぜひ、また会いたいと言っている」と言われたのです。私も半信半疑でしたが、内心そこまで言ってもらえるならと喜んで、徐々にその気になっていったのです。仲人さんが「ぜひ、ぜひ」と言うので、すっかりその気になって結婚したのですが、どうもその後、妻に聞いてみると、そんなことは言っていなかったそうです。ただ、仲人口というのは大したものだなあと実感しました。
結婚をして家族が増えるということは嬉しいことです。子育てが楽しいと認識することも大切です。ところが、世界の主要国の約60%の女性が子育ては楽しいと感じているのに、日本の女性で楽しいと感じる人は、ある統計によると20%くらいだそうです。
私も妻と結婚をして、二人の子供に恵まれたのですが、最初の子である長女が初めて歩いたときの感動は、いまでも忘れられません。娘が、1歳1ヵ月のときのことですが、初めてひとりで立って、両手を挙げながら私に向かって歩いてきたのです。その時の感動は言葉では言い尽くせないほどです。嬉しさが込み上げ、めまいを感じるほどでした。私の人生の中で一番の喜びの瞬間でした。このように、夫婦が共に子育てを楽しみ、生きがいを感じることが大切なのです。
それには、いまの時代に合った、昔の仲人に代わる「仲人制度」をどのように築いていくか。どうしたら子育てを楽しいと感じてもらえるか。こういった視点から、まずは問題の解決に向けたアプローチをしていくことも必要だと考えています。
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